offene Stege

三味線と能

(2003)
15 min
能:津村禮次郎
三味線フェスティバル in 東京 2003委嘱
Edition Juliane Klein

演奏

  • 世界初演:能:津村禮次郎 三絃:杵屋勝芳寿 東京芸術劇場 2003
  • ドイツ初演:菊珠 三奈子 デュッセルドルフ  ドイツ「恵光」日本文化センター  2004
  • その他の演奏者: 高田和子 、三宅礼子
  • その他の演奏:OAG -ホール/立川舞台芸術フェスティバル/ベルギー ブリュッセル 在ベルギー日本大使館広報文化センター

Reijirô Tsumura (Noh), Reiko Miyake (Shamisen) Tachikawa Performing Arts Festival ©Jan Verbeek 2003

プログラムノート

「オフェネ・シュテーゲ」

「Steg」、複数「Stege」:狭い通路・小橋・桟道・小桟橋(庭園の橋や能の橋 掛かりも「Steg」と呼ぶ)
「offen」:開いている・空いている・公開の・未解決な
「Steg」は繋ぐ為の物だが、繋いでいる物の間の距離も表せます。
向こう側へ渡る可能性を与えるが、その渡る道は自分自身で歩かなければなりません。渡る途中には地面・表面から離れて、全てを違うパースペクティヴで見る事が出来ます。 この曲は私の能と三味線の間の「Steg」です。
(Peter Gahn)